声と音が交じり合った世界 そこには言葉だけでは伝えられない鼓動が、音だけでは奏でられない言葉がある。

東京音楽大学は、サントリーホール主催のレインボウ21デビューコンサート2007に企画が採用され、来る11月29日(木)、 学生によるコンサート企画「音楽の言ノ葉」―Voice & Instrument―の公演を行う事になりました。
本公演では「声と音が交じり合った世界」を追求した近現代の作曲家の作品をフューチャーし、東京音楽大学が現在提供しうる 最高の演奏者たちを揃え、いわゆる音大生のレベルを越えたパフォーマンスをお届けしたいと考えております。

本公演の魅力
レインボウ21とは
会場 サントリーホール ブルーローズについて
本公演の魅力

音楽と声とパフォーマンス―それらが融合してはじめて心に響く~


“声”の可能性
本公演では、“声と室内楽”という切り口で様々な要素を持った作品を集めました。
歌と室内楽のコンサートは多数ありますが、“声”と”音”が交じり合った特異な編成の曲は、完成度の高い曲が多いにも関わらず、 あまり演奏される機会がなく、隠れた名曲となってしまっています。
語りや、言葉を発しながら楽器を発音する、といった特殊奏法を用いて人の声が楽器の役割を果たすという、声の新たな可能性を 追求した隠れた名曲たちにスポットライトを当てた、あまり例のない斬新な企画となっております。

レインボウ21とは

公演趣旨


「レインボウ21」は、若い音楽家がキャリアを築くスタートポイントの場となることを願い、1996年にスタートした企画です。2004年 からは、首都圏の音楽大学を対象に企画を公募し、魅力的なプログラムを選考により採用しています。
そして、サントリーホールのエデュケーション・プログラム(世界的な演奏家の豊かな表現力を若い演奏家に伝え、クラシック音楽の 輝きを次代に継承するための活動)の一環としての企画―それが今回の公演、「レインボウ21 サントリーホール デビューコンサート 2007」。サントリーホールにより選抜された4音楽大学の若々しくフレッシュなコンサート企画を学生が中心となってプロデュースし、 4夜にわたり、サントリーホール・ブルーローズ(小ホール)で演奏します。
東京音楽大学の他には、洗足学園音楽大学、国立音楽大学、桐朋学園大学がそれぞれ企画・製作しています。

会場 サントリーホール ブルーローズについて

 


古来「ブルーローズ」は、不可能の代名詞として用いられ、やがて、“奇跡”や“神の恵み”としての意味を持つようになります。
音楽を愛する人々の可能性が花開く舞台でありたい、奇跡のように新たな感動や発見の愉しみが生まれる場所でありたいとの願いを 込めて、リニューアルオープンにあわせ、サントリーホール 小ホールに「サントリーホール ブルーローズ」という名称をつけました。