「音楽の『プロ』を目指す実体験プログラム - ACTプロジェクト」とは、専門性が強くキャリア意識に乏しい音楽大学における実践的なキャリア教育の試みです。
参加学生を多学年・多専攻の小グループに編成し、異なる分野の複数の教職員の指導の下に種々の音楽業務に取り組んでいきます。
この体験によって卒業後のキャリアへの意識を喚起すると同時に、学生の問題意識と必要性に応じて特別講義を開講し、実践から理論・体系へとボトムアップ式に視野を広げることを目的とし、実技教育中心の音楽大学において、演奏者以外の立場での音楽業務体験を通して社会における音楽の位置づけを認識させるとともに、実社会での仕事に必要なコミュニケーション能力、問題解決能力、コンピュータ・リテラシーの向上を図ります。