プログラム

内外の講師・教職員の協力体制による複層的なプログラム

整備されたインフラ環境の下での体験学習により、実社会で生かせるスキルの向上と人間力を見据えたキャリア教育をめざします。

特別講座
アクト・プロジェクトでは、音楽業界の様々なシーンで活躍されている方たちを講師として招聘し、特別講座を開講しています。将来プロデューサーやディレクターと言った制作のプロを目指す学生にとって、先駆者の貴重な経験を聞くことができ、将来の指針となるべき知識を得ることが可能です。
専攻・科目の枠を超えた教職員による指導・サポート体制
音楽大学で専門分野・専攻に偏りがちなのは、学生だけではありません。指導にあたっている教員も、ともすると自分の専門だけに興味が絞られ、FD(教職員の研修)の可能性が限定されがちです。
アクト・プロジェクトでは、専攻の枠を超えた教職員によるアドバイザーチームを組織。学生は企画・制作、広告・広報、マネジメントなど実際の作業から、出演者の選定、演奏指導等の面で、多角的な指導・サポートを受けることが可能です。
また教職員にとっても、この指導体制をとおして専攻を超えた交流と意見・情報の交換を行い、音楽大学の方向性と教育の改善に積極的に関与する機会となります。
卒業生の積極的参画 / 企業との連携
アクト・プロジェクトの特別講座やゼミナールでは、すでに業界で活躍している卒業生との接触の場を積極的に提供します。音楽業界就業者を中心とした卒業生ネットワークが、これから社会体験を始めようとしている学生に経験を基にしたアドバイスを提供します。
また、短期のインターンシップや体験講座などで音楽関連企業に実際に従事し、音楽ビジネスの実態を学びます。
オフィスワーク
参加学生用に用意したオフィスにはOA機器を完備しました。 ここを拠点に、対外的な連絡、交渉、打合せ、メンバー間の意見交換、会議、企画書作成や告知物作成、ホームページのアップデートやコンテンツ作成などを行うことができます。
実際の音楽業務における仕事環境やビジネスのトーン&マナーに初めて触れる場でもあり、チームワークを高める場でもあります。

チーム活動

  • Hall Concert Team
    ホールコンサートチーム
    主にコンサートホールで開催する演奏会の企画・制作を行うチームです。
    音楽に関する全般的な知識を広げ、演奏会のコンセプトワーク、企画立案から、出演者選定・交渉、演奏会場との調整・折衝、広報、当日の運営、会計まで、演奏会の運営全体を実地体験します。
  • Area Concert Team
    エリアコンサートチーム
    福祉施設や地域行政との連携により、ボランティア活動や地域に密着したコンサート活動を行うチームです。
    対象となる聴衆と演奏場所からコンサートのニーズを的確に把握し、シーンに合わせた最適な演奏会の企画と運営を体験します。
  • J-lobby Concert Team
    Jロビーコンサートチーム
    地域の住民の方々や学内関係者を対象として、本学J館ロビーにおいて年間8回ほど開催するサロンコンサートの企画・制作を行います。同じ場所で行う公演シリーズとして、室内楽を中心に、企画立案、演奏者の募集、告知集客、当日の運営を体験します。
  • Cyber Team
    サイバーチーム
    ブロードバンド化の進む現代において、インターネットを媒介とした情報発信を経験します。
    アクト・プロジェクトのウェブサイトから在学生に向けて音楽関連情報を配信し、学生の演奏活動に関わる情報局として学内のネットワーク構築を行います。
    将来的には一般社会に向けて楽曲配信を行い東京音大生の作品・演奏をアピールする等、アクティヴなネットコミュニケーションを体験します。
東京音楽大学
Tokyo College of Music
http://www.act-tokyo-ondai.jp
〒171-8540 東京都豊島区南池袋3-4-5
Tel. 03-3982-3186 / Fax. 03-3982-2883
  • ACT Project 学生運営サイト
  • ACT Project 2005年~2012年アーカイブ